概要
名前が “(既定)” のレジストリはレジストリエディターで値を変更するのは簡単ですが、
コマンドでやろうとすると少し躓きます。
通常のものでしたら、以下のコマンドで上書きされますが、
(既定)のものはオプションで”/ve”を使う必要があります。
※レジストリの変更はパソコン自体の操作にも影響が出る可能性があるため、お気をつけ下さい
reg add "パス" /v "名前" /t "種類" /d "データ" /f
手順の可変部分はレジストリエディターで開いた名称を使っています

検証環境
- Windows10環境
レジストリ(既定) の上書き
①コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行する
> reg add "パス" /ve /t "種類" /d "データ" /f
以上です!!
なお、reg add "パス" /v "(既定)" /t "種類" /d "データ" /f
とかでやっても、上書きされず、
新しい(既定)という名前のレジストリが追加されるだけで意味がありません。
備考
レジストリの変更は何度もやっていましたが、(既定)を変更することはなかったため少してこずりました。
reg delete → reg add の順番でやろうとしましたが、そもそも(既定)はエディターでも削除はできませんでした。
オプションの確認は大切ですね。
参考URL
レジストリエディタ以外、reg.exeコマンドやPowerShellからレジストリを操作する (1/2)Windowsにおけるレジストリは、設定を記憶する「データベース」。Windowsの利用歴が長いユーザーなら、1回くらいはなんらか触ったことがあるだろう。